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TOEFL iBTスコア50はTOEIC何点に相当するか試してみた

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TOEFL iBTのスコアが50の人って、TOEICは何点くらいなんだろう?シンプルに疑問だわ。

こんな疑問に答えます。

こんな人に読んでほしい
  • これからTOEFL iBTを受けようとしている方
  • TOEICを受験する予定のある方
  • 実際に他の人がどれくらいTOEFL iBTで点数を取っているのか気になっている方

今回は新形式TOEFL iBT 50点がTOEICでどれくらいに相当するのかを実験してきました。

TOEFL iBTは2019年8月からアップデートされ新形式TOEFL iBTに変更されました。まだチェックできていない方は、こちらの公式サイトの記事をご覧ください。

目次

TOEFL iBTスコア50はTOEIC何点に相当するか試してみた

本記事では、TOEFL iBTスコア50はTOEIC何点に相当するか試してみました。

本記事の内容
  • 世間一般のTOEFL iBTとTOEICの換算したそれぞれの点数
  • 筆者が実際にTOEFL iBTを受験した時のスコア
  • 筆者が実際にTOEICを受験した時のスコア

これら3つを紹介していきます。

それでは、順番に見ていきましょう。

世に出回っているTOEFL iBT・TOEICの換算表

以下の表は、TOEFL iBTとTOEICのスコア換算表です(アゴス・ジャパン調べ)

TOEICスコア対象人数ReadingListeningSpeakingWritingTotal
400~4451610.610.47.18.537.1
450~4952512.48.39.58.738.0
500~5455812.69.310.69.842.5
550~5958513.210.611.110.246.0
600~64521713.610.710.811.547.3
650~69523514.612.012.212.051.0
700~74541915.412.312.212.152.5
750~79547616.513.313.113.256.4
800~84570817.314.113.414.159.3
850~89564719.216.215.015.466.4
900~94547420.518.116.417.673.0
950~99012924.621.018.118.283.4
引用先:アゴス・ジャパン

仮にあなたがTOEFL iBTで50点をとったとします。

表を参照すると、TOEICでは645点あたりから700点までが見込めそうですね。

この表が正しいのかを判別するために、TOEICを受けてきたので、受験結果をご覧ください。

まずは、過去に受験したTOEFL iBTの結果からご覧ください

筆者のTOEFL iBTの受験結果

以下の写真は、僕の新形式TOEFL iBTのスコアシートです。

2019年9月7日 TOEFL iBT スコアシート

左側は受験当日の結果で、右側は各セクションの過去最高のスコアを合算したMyBest Scoreというスコアシートです。

2019年9月7日土曜日に、とある名古屋の会場で受験しました。受験料は $235 で、午前10時の少し前に試験会場に到着しました。

  • Reading:9点
  • Listening:11点
  • Speaking:16点
  • Writing:14点

結果はタイトルにもあるとおり、50点でした。

TOEFL iBTでスコア50までに使った参考書

TOEFL iBTでスコア50までに、どんな参考書を使えばいいの?
結論から言うと、下記の参考書を揃えれば、TOEFL iBTで50点達成は安定します。
  • 単語帳
    →【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)
  • 英熟語
    →TOEFLテスト英熟語700 4訂版(音声DL付)
  • Reading, Listening
    →ETS公認ガイド TOEFL iBT <第5版> DVD-ROM付(日本語訳解説版)
  • Speaking
    →【CD2枚付】TOEFLスピーキング問題110 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)
  • Writing
    →【CD付】TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)
単語帳

ハッキリ言って、もう何周したか覚えていません。

CD音声で本書について解説してくれるナレーターのオッチャンが大好きな声優の中田譲治さんで、べ学習初期はなんか嬉しかった記憶があります。

スコアは50ですが、Part4まで全部学習しました。

とはいえ、Part1, Part2とPart3までをガチガチに固めるのは必須だと思いました。

なぜなら、スピーキングやライティングでPart3の単語が、どのテストでもたくさん出てきていたからです。

TOEFL iBT 50でも、単語を使えるレベルまで頭に叩き込む必要があると思っています。

自分の場合、本番のライティングを想定して、CD音源に合わせて単語を発音をしながらタイピングをしていきました。

これがバチクソ難しくて、何回も1Unit分(見開き1ページ分)が通しで成功するまで繰り返しました。

体にめちゃくちゃ負荷がかかりますが、驚くほどタイピングが速くなって、本番はあんまりタイピングのスピードや誤字脱字で焦ることはありませんでした。

実際にTOEFL iBTを受験してもらったら分かるのですが、マジで英語でタイピングの練習は単語から確実にこなせるように練習しておいた方がいいと思います。

タイピングで少しでも不安な要素があると、確実に本番でやらかします。

ライティングの勉強時間は文章構成とかテンプレ(定型文)の早打ちに時間を使い、単語帳の勉強時間に細かい単語の綴りを覚える練習をすると後々楽です。

英熟語帳

10周くらいしました。

日本語をパッと言えなかった熟語は、別のノートに番号をひかえておいて赤ペンで記録していました。

スーパー効果があったと思ったのが、キッチンタイマーで毎回時間を計ったことです。

どんどん自分に負荷をかけて、タイマーを縮めていくのがだんだん楽しくなりました。

自分の場合は、イディオムや熟語はノートに書きなぐったり、キーボードでタイピングしたりはせず、英語で発音した後にすぐに日本語が言えるかテストしていました。

参考書の至るところに、同義語と対義語を鉛筆で記入していきました。

英語で発音している時間に、日本語を思い出す猶予を与えていた感じです。

この参考書では、特にCDは使ってはいませんでしたが、シャドーイングやディクテーションの教材としては優秀だと思ったので、人によっては物凄く効果的なリスニングの教材になると思います。

Reading & Listening

TOEFL iBTの公式問題集は全部英語で書かれている参考書と日本語版がありますが、僕は日本語版を推しています。

なぜなら、僕自身が英語版を最初に購入して、難しすぎてずっと挫折していたからです。

ある程度英語力がある方なら、英文を読んだり聴いたりできるようですが、公式問題集英語版は問題の解説も英語なので、英語力が皆無な筆者は自分が理解できていない部分すら分からずにいました。

それから2年くらい悶々としながらTOEFL iBTから逃げていました。

ですが、心機一転、日本語版を購入して一変しました。

問題解説が日本語ですので(周知の事実)、そこから学びはじめて、少しずつRとLの点数がとれるようになってきました。

よっぽど英語力に自信があるとか英語が好きだとか、敢えて日本語訳なしでTOEFL iBTの公式問題集が解きたいと思っている人以外の日本人は、日本語版のTOEFL iBT公式問題集を購入するようにしてください。

別のブログではTOEFL iBTの公式問題集の日本語版だけで80点は目指せると書いてあったくらい成長させてくれます。

50点を目指している方には、マストな参考書です!!!

Speaking

こちらの参考書は、あんまり問題の方は解いていませんでした。

というのも、筆者がほしかった情報は問題ではなく、解説にかかれているテンプレートや質問の答え方のパターンがお目当てでした。

テンプレートはライティングでも使えるテクニックで、スピーキングを学習する時は暗記でテンプレートがすぐに吐き出せるかを練習していました。

お風呂でもずっとぶつぶつテンプレートを唱えていました。

TOEFL iBTの受験前に、喫茶店のモーニング(愛知県特有の朝ごはん的なやつ)で朝食を済ませた後に、ずっと集合時間を気にして本書のテンプレートを紙に書き出していた記憶があります。

試験直前まで手放せないのが、こちらのスピーキングの参考書です。

筆者は、こちらの参考書を学習してスピーキングのスコアは16を取ることができました。

僕もそうだったのですが、TOEFL iBTのスピーキングってそもそも勉強の仕方がわからない。

中には、ノー勉で受験したり、捨てゲーしたりする人もいるそうです。

でも、そんな不安をあっさり解決してくれたのが旺文社のスピーキングの参考書でした。

トフルゼミナールの参考書も一式持っているのですが、全体的に堅い感じでスピーキングの参考書はとっつきにくかったです。

Writing

こちらの参考書は、神でした。

真っ先に感じたのが、問題の使いまわしがあって「こいつやる気ねえな?」ってイメージでした。

しかし、その問題の使いまわしのおかげで、ライティングのテンプレートの使い所の要所要所が浮き彫りになっていく感覚をおぼえました。

ライティング部門とはいえど、同じ問題でもリーディングやリスニングの内容はかなり難しいので、初学者は繰り返し同じ問題を解くことでライティングの問題パターンをしっかり覚えられます。

ライティングの上達に急いでいる方は、本書の最終章だけでも解いてみると急成長できます。

というのも、ライティング問題の出題パターンでそれぞれ数問用意されていて、特に最終章の問題はテンプレートの使い方に共通項を見出しやすいからです。

筆者はTOEFL iBTの試験の2週間前に本書を学習し始めたので、3日間くらいでうっすらと基本ページは学んでしまって、残りの10日間くらいは最終章の実践編に力を入れていました。

実践編の問題は、Google documentのエディタにPCのキーボードを使い、試験本番を想定して臨みました。

Google documentのアドオンを使って、実際のタイムと文字数をチェックしながらライティング問題を練習しました。

これは、バチクソ試験本番に生きました!!!

筆者が実際にGoogle documentで使用したアドオンは「Better Word Count」でしたが、「Outwrite」というアドオンでも代用できます。

試験本番で使ってみたいフレーズや文章パターンはマーカーで引いて、ノートに記録しました。

大体、筆者の場合、三日間くらい死ぬ気でライティングの練習をしたら、問題に慣れました。

でも、人によっては、そもそもタイピングがブレている人もいるし、慣れるまでにかなり時間がかかる人もいると思います。

ライティングだけに関して言えば、本番一ヶ月前に本書を使ってライティングの準備をしておけば、余裕をもって試験に望めると思います。

また、ライティングのお手本の回答を丸暗記して時間を計りました。

筆者のTOEICの受験結果

以下の写真は、僕のTOEICのスコアシートです。

2019年11月24日 TOEIC スコアシート

2019年11月24日に、とある愛知県内の会場で第245回TOEICを受験しました。受験料は5830円(税込み)で12:30前くらいに試験会場に到着しました。

結果は、550点でした。

TOEICでやったこと

TOEICの公式問題集の一回分のテストを一周しました。単語帳は繰り返し乗っている単語を発音していました。

同義語と対義語を確認したり、イディオムを覚えたりしました。

単語に関しては、TOEFL iBTの単語帳をやっていたので、知らない単語はあまり出なかったです。

しかし、TOEICをやっていて感じたのは、TOEFLで頻出単語が存在するのと同じように、TOEICでもTOEICでよく使われる単語やイディオムがということです。

ですので、TOEIC特有の言い回しや出題ジャンルを押さえておくのが重要で、TOEICという長い試験を楽に乗り切るには必須なポイントだと思いました。

参考までに英語力が鍛えられるスクールを紹介しておきますね

まとめ:TOEFL iBTスコア50はTOEIC何点に相当するか試してみた

これらの結果、TOEFL iBT スコア50ホルダーはTOEICでスコア550を取れることが分かりました。勉強時間としては、どちらのテストも1ヶ月間で平均して1時間くらいです。

上記の換算表では、TOEFL iBT 50点は少なくともTOEIC 600点程度であると表記されていました。

今回の結果で、筆者の実力が伴わなかっただけかもしれないので、換算表の真偽はわかりません。ですが、一つ分かった事は、世に出回っている換算表の中で完全に正しいものは一つもないということです。

換算表はあまり気にせずに、どちらのテストでも地道にスコアを上げることが大事だと思いました。

次回、チャレンジする機会があれば、また受験します!

というわけで、今回はTOEFL iBTとTOEICの受験結果について書いてみました。

読者のみなさんの参考になれば嬉しいです。

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